購入者の6割は**に訪れた店で決める!?

仕組みをデザインする

クルマ購入を検討する人は、平均4〜5店舗ディーラーを回るという調査データがあります。

では、何番目に訪れたお店で、購入する人が一番多いと思われますか?

答えは、下記の選択肢から選んでください。

【選択肢】
A:1番目に訪れたお店
B:2番目に訪れたお店
C:3番目に訪れたお店
D:4番目に訪れたお店
E:5番目に訪れたお店

このことを知っておくと成約率を上げることができます。(しかもお金も時間もかけずに)

答えをお伝えする前に、まず『仕組みをデザインする』大切さについてお話します。

目次

仕組みをデザインすると売上があがる?

『おつまみを出さないBAR』が都内にあります。
でも粗利率は高いことで知られています。

オペレーションを極力減らし、お客様と向き合うことに専念することで客単価を上げています。

たとえば普通のお店では

「お代わりいかがですか?」

とスタッフが声をかけると

お代わりをする人 5割
席を立って帰る人 5割

という結果になるそうです。
(ショットバーは2〜3杯で帰る人が多いので逆に声かけが帰るきっかけを与えてしまう)

訪れた店で決める_おつまみを出さないBAR

おつまみを出さないBARでは

「こちらのお客様をご紹介させてください」

とお客様同士をスタッフが繋いでいます。

紹介するとお客様同士の会話が始まり、滞在時間が延びる(イコール売上UP)というわけです。
(このBARでお代わりする率は平均7割)

これが仕組み(オペレーション)をデザインする大切な理由です。

で、何店舗目でクルマを購入するか?

本題に戻ります。

それでは何番目に訪れたお店で購入する人が一番多いでしょうか?

正解は1番目に訪れたお店です。

講演でこの質問をするとほとんどの人が

「5番目に訪れたお店(で購入する人が多い)」

に手を挙げます。

おそらく他店の見積をすべて見たうえで、好条件で提示できる(後出しジャンケン)と判断するからでしょう。

でも、実際は1番目に訪れたお店で、6割の人が車を買います。

なぜなら、1番目に訪れた「それなりの理由」がお客様にはあるからです。

1番目に訪れた「理由」を必ず聞くこと

お客様の「理由」が「強み」や「課題」につながる

訪れた店で決める_何番目と理由に意味がある

その理由とは

・友人に紹介されたから
・家から店が近かったから
・入りやすい雰囲気だったから

など、色々考えられます。

『もう何店舗くらいご覧になりましたか?』

と、お客様にこのように質問してください。

もし、

1番目」です。

と答えたら、その理由も尋ねてみてください。

それが御社の強みです。

そして、1番目に選ばれたということは、見込み確度がとても高いお客様なので、年季の入った営業マンを担当にしましょう。(ここで新人を付けると2店舗目に流れてしまう…)

こう質問すれば自社の「強み」も把握できたうえ、見込み確度の高い案件も取りこぼしません。


逆に

もうすでに4店舗まわったよ

とか、もし御社が1番目に選ばれていなかったなら。

それにも「理由」があります。

つまり、それが課題です。

家から遠いのかもしれないし、紹介するファンが少ないのかもしれないし、入りやすい雰囲気ではないのかもしれません。

仕組みをデザインすれば、売上はあがります。

車販店の仕組みをデザインする方法(マップ化)

そこで『車販店の仕組みをデザインする方法』マップ化しました。

売れている店は必ず「仕組みをデザイン」しています。

訪れた店で決める_『車販店の仕組みをデザインする方法』をマップ化

すでに仕組みをデザインされていると思いますが、参考までに一度、見直されてみてはいかがでしょうか。

『車販店の仕組みをデザインする方法(マップ化)』

シェア!
目次
閉じる