年の瀬に大きな事件が起きました。
読売新聞オンライン


取引企業8千社以上、ダイハツ「補償を検討したい」…未完成の1万2000台は納車を取りやめ
【読売新聞】 自動車の認証試験で不正をしていた問題で、ダイハツ工業は21日、自動車を組み立てる国内の全工場の稼働を26日までに全面的に停止することを明らかにした...
ダイハツ出荷停止による経済的影響を、帝国データバンクは以下のように試算しています。
関連先に及ぼす企業・・・8,136社
派生する売上の影響・・・2兆2,110億円
あわせて読みたい
クルマ業界は向かい風で停滞ムードのように感じます。しかし、実はその一方でスズキの株価は上昇しています。
ライブドアニュース


【画像】スズキが上げ幅拡大、ダイハツ全車種出荷停止で国内軽販売の押し上げ効果に期待◇ - ライブドアニュ...
【画像】スズキが上げ幅拡大、ダイハツ全車種出荷停止で国内軽販売の押し上げ効果に期待◇
異例の事態により初売り商戦では
「消費者がダイハツから競合他社に流れるのでは?」
との思惑が広がっているからです。
実際、ダイハツ工業は年始初売りキャンペーンを中止するよう販売店側に求めました。
朝日新聞デジタル


ダイハツ、初売りキャンペーン中止へ 販売店落胆「修理や点検しか」:朝日新聞デジタル
ダイハツ工業が車両の認証試験で大規模な不正を行っていた問題で、同社が来年の「初売りキャンペーン」を中止するよう販売店側に求めたことが21日、わかった。同社は不正...
通常なら「初売りセールは行わない」店も、来年は元旦オープンする店も出ています。追い風に変える店は出始めています。
向かい風を追い風に変える
今回はメーカーの問題であり、販売店にとっては完全な「外部要因」でどうしようもありません。
しかし新車が出荷停止なら、今ある中古車販売に力を向ける機会でもあります。
風をどう読むか、はまさしく見方次第。
この風をぜひ追い風に変えて2024年をスタートしてください!


