トイレの張り紙で客単価アップ!? 販売促進はお客さんの目に入るようにする話

トイレの張り紙で客単価アップ!? 販売促進はお客さんの目に入るようにする話

オイル交換や点検などの張り紙。

その張り紙を

どうしてその位置に貼ったか

明確にいえますか?

答えられない場合、もったいないことをしているかも知れません。

目次

張り紙は「人の目線上」に置く

トイレの張り紙で客単価アップ_男性の大便器に張り紙はNG

例えば男性用小便器の上の方に張り紙を置くとします。

男性が小便器で用を足すときは他に何もできないので、実は張り紙を読んでもらうのに恰好のチャンスです。(大便器で用を足すときはスマホなどを触れますから)

トイレの張り紙で客単価アップ_張り紙のコツ

この時、少しでも見てもらう可能性を高めるためには

男性の目線の高さに張り紙があること

が重要です。

その大事な部分にちゃんと張り紙はついていますか?

【張り紙のコツ3ヶ条】
1)人の目線と張り紙の
高さを必ず合わせる
2)トイレは集中して読んでくれるゴールデンタイム
3)読む内容は
15秒以内!(小用は時間との勝負)

張り紙の内容は「目的」から考える

トイレの張り紙で客単価アップ_目的によって張り紙の内容を変える

もし張り紙がちゃんとついていたとしても、そこに貼ってある張り紙はどのような内容でしょうか?

男性の小便器だとして、もしかして

「あと一歩前へ」

など書いてませんか?(それで動く男性を私は今まで見たことありません)

もし販促の観点」が重要であれば、張り紙を変えることを検討してみてください。

例えば、

その時期に売り出したい新商品やサービス
あなたのお店の「強み」であるサービス
お客様によく喜ばれている内容

などです。

※もし目的が「トイレ掃除の効率を高める観点」であれば「あと一歩前へ」のままでも構いません。(ただ、それほど効果はないと思いますが…)

あくまでも目的が重要!という話です。

トイレ以外でもお客さんの目線を意識するのがおすすめ

今回は男性の小便器という細かいところでお話しましたが、これはもちろん店舗内外どこでも重要な考え方です。

せっかくの販促の張り紙なので、「貼ってある張り紙が目に入るか」を外部の人の意見を聞いてみるのがおすすめです!

取引先の人が来た際など

「こういうチラシ貼ってるんだけど、目に入る?」

など聞いてみてはどうでしょうか?

「目的」から考えて「手段」を最適化する

トイレの張り紙で客単価アップ_目的から考えて手段を最適化

ガソリンスタンドのトイレに入ると、「オイル劣化が燃費を下げる検証データ」なるものが広辞苑くらいの細かい文字で、男性小便器の上に張り紙されていることがあります。
これ、完全にタイムアウトです。

なぜなら哺乳類の平均排尿時間は21秒。
張り紙の3分の1まで読んだところで、ジッパーを上げ始める人がほとんどだからです。

そのたびに、「目的は意識されているのに…」と残念に思うことがあります。

「目的」から考えて「手段」を最適化する。

でも、これって結構難しいですよね、、、

そういう悩みを解決するために、来店顧客の「眼球の裏側」から覗き込む気持ちで日々開発をしています。

例えばこんな風に。

大手家電量販店や本屋さんは必ず実施しています

トイレの張り紙で客単価アップ_張り紙の例

目的を決めれば、手段が最適化されたPOPが誰でも簡単につくれます。

販売促進はお客さんの目に入るようにすれば、トイレの張り紙でも客単価アップできます。

エアプラは単なる値札作成サービスではなく、成約率をあげる店舗演出機能(POP)が備わっています。

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【今日の提言】
『商いは自社の魅力を伝える場。どんな時でも。』

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