アルバイトの油外販はTVの◯◯みたいに。油外収益をあげるコツ3つ

2022 10/03

2022.10.03 2022.10.03

・アルバイトスタッフにもお客様に営業してもらいたい
・でも、なかなか声がけに動いてもらえない
・ガソリン以外の商品の売上も伸ばしたいのに

そう思うことはありませんか？

アルバイトが上手く油外販売ができない理由は、じつは「そもそもやり方が分からないだけ」かもしれません。

もし「これといって営業のノウハウは用意してない」「先輩スタッフからも営業の方法は教えていない」という状況であれば、アルバイトスタッフがどうしていいかわからずに、声がけに動けないのも無理はありません。

そこでこの記事では、「現状、営業ノウハウなんて作っていない」という方でも、アルバイトスタッフに上手に油外収益をあげてもらえるコツ3つをお伝えします。

アルバイトに油外販を上手くやってもらうコツ

アルバイトに油外販を上手くやってもらうコツは、以下の3つです。

マニュアル化する
短い時間で一気に話す
PRアイテムを使う

1つずつ具体的にご紹介します。

コツ1　マニュアル化する

アルバイトに上手に油外販をやってもらうために、まずオススメしたいことは「声かけのマニュアル化」です。

このマニュアルでは「最初にする声かけ」や「次に取るべき行動」を具体的にしておきます。そうすることで、アルバイトは「どうすれば良いかわからなくて営業がうまくいかない」という問題から解放されるからです。

具体的なマニュアル制作で業績を回復させたビジネスモデルとしては『無印良品』が有名です。

「MUJIGRAM」という合計2000ページにも及ぶマニュアルには、「従業員が次に取るべき行動や考え方」がわかりやすい言葉で明確に記されているのが特徴です。こうして従業員の「どうすれば良いか分からない」を潰してマニュアルを徹底した結果、『無印良品』は2001年の大赤字からV字回復、『MUJI』として大きく海外展開もする、今や日本を代表するブランドのひとつになっているのはご存知のとおりです。

ちなみに、商品のスペックを説明するマニュアルを作れば、アルバイトはマニュアル通りに何度も商品説明することになります。

その結果、経験の浅いアルバイトスタッフも、いつの間にか商品のスペックや特徴を丸暗記で上手く説明できるようになるという思わぬメリットもあります。

コツ2　短い時間で一気に話す

アルバイトスタッフの営業は、「短い時間で」「一気に」話せるものにするのがオススメです。

「短い時間といってもどのくらい？」と思われる方もいるかもしれません。

ここでは「30秒ほどで一気に説明してしまう」という方法をご提案します。
こうすることで、スタッフの声かけに対するハードルをさげられるメリットがたくさんあるからです。

「短い時間」で「一気に」営業する具体的なメリットは以下です。

・時間が短くなることで、覚える声かけマニュアルのセリフが少なくなる

・一気に話すのでお客様と「会話をつなげる」難しさがなくなる

・最初から近寄りがたい空気を出されるお客様でも「30秒間だけ」とゴールが見えていると頑張りやすい

とはいえ、30秒程の短い時間で本当に商品を買ってもらえるのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。確かに30秒で、口頭だけではなかなか伝えきれない情報もでてきます。

そこで次に、この短い時間での営業を補足してくれる強い味方、「PRアイテム」についてご紹介します。

コツ3　PRアイテムを使う

エアポップコーン『タイヤの空気圧点検無料！！』を今すぐ使用する

短い時間で一気に営業する方法では、内容を補足するための PR アイテムも用意することをお勧めします。短い時間では説明しきれなかった情報を、視覚的な資料で補うイメージです。

PR アイテムの例は以下です。

紙芝居	30秒程度で説明しながら、紙芝居状の資料をどんどんめくって視覚的にも伝える
サンドイッチマン	前面と背面に広告資料を挟みこめる宣伝服

また、PRアイテムをもつことでアルバイトにとっては「（本人の意思ではなく）店長にこの役割やらされてるんスよ」というポーズをとることができます。

「営業の声がけをする」という行為は、お客様からすれば嫌がられやすいもの。すると、なかなか声をかけにくくなってしまいます。

そこで、「やらされてるから許してね」と言い訳を自分の心に与えることで、「声をかける言い訳」ができて営業のハードルが下がったという声もあります。

詳しくは「油外収益アップの落とし穴、アルバイトのモチベーションを下げないコツ」をご覧ください。