ガソリンスタンドの洗車の訴求「早い、安い」では不十分。じゃあどうすれば?

ガソリンスタンドの洗車の訴求「早い、安い」では不十分。じゃあどうすれば?

「ガソリンスタンドの洗車サービスの売り上げを伸ばしたい」
「洗車をすすめてはいるが、なかなか利用してもらえない」
「お客様の車は充分よごれているのに・・・」

こんな風に思うことはありませんか?

お客様が洗車をなかなかしない理由は、「洗車は次でいいか」と先延ばしにしてしまうからです。でもその先延ばし、「洗車メニューボード」の工夫で防げるんです。

洗車メニューボード01

そこで、この記事では「洗車を先延ばしにさせないメニューボード」の作り方についてご説明します。

目次

「次でいいや」と思われる洗車メニューボード

よく見る「早いです」「安いです」だけをアピールしたメニューボードは「次でいいや」という、先延ばしを防ぐにはちょっと弱いです。

洗車メニューボード02

なぜなら、お客様の多くは

車が汚れていることは分かっているけれど、洗車は見た目のためだけにするもの。
今すぐやる必要はない。

と思っているからです。

「今すぐに必要なこと」と感じていないサービスに、「早いから」「安いから」という理由だけでお金と時間を使ってもらうのはハードルが高いもの。「次でいいか」と先延ばしにされてしまうのも無理はありません。

しかし実際は、洗車をサボることは以下のようなデメリットをもたらします。

車に後戻りのできない傷やシミがつく
走行中の事故につながることもある

とはいえ洗車の訴求をするときに、「洗車をしないことによるデメリットやリスク」をお客様に伝えているというガソリンスタンドは意外と少ないと感じます。

そこで次に「洗車をしないデメリットやリスク」を効果的に伝えて、「今日洗車していこう」と思わせるメニューボードの作り方についてお話します。

「今日洗車していこう」と思われる洗車メニューボード

「今日洗車していこう」と思われるメニューボードには、「値段」や「所要時間」だけでなくこのまま洗車しないとどうなってしまうのか?を記載したボードが一緒に添えられています。

「今日洗車していこう」と思われる洗車メニューボード

具体的には、一般のお客様には知られていない以下のような情報を、ボードで分かりやすくまとめてお伝えします。

季節リスク損害
・融雪剤に含まれる塩化ナトリウムが車ボディーに付着
・錆びやすくなる
・金属部品の劣化で足回りの部品が欠落、穴が空く可能性も
・酸性雨も塗膜を侵すと言われている
事故の可能性
高額な修理費用が必要

中古車で売るときに高く売れない
春先・花粉や黄砂が車に付着するとボディに傷が付きやすくなる
・長期間放置すると粘度の様にこびりつき落ちないシミの原因に
中古車で売るときに高く売れない
梅雨・雨に花粉や黄砂が混じっていると落とせないシミになる
・酸性雨も塗膜を侵すと言われている
中古車で売るときに高く売れない

あ、この表読み飛ばしませんでした?

そう、「ぎっしりと文字を詰め込む」と、読み飛ばしやすいものです。

ガソリンを入れにきたお客様も、文字がギッシリと詰め込まれたボードは、面倒になって読む気にならないのは同じです。

ボードを作るときのコツ

ガソリンを入れたついでにチラッとボードを見ただけのお客様にも納得してもらえるように、「視覚的に伝えること」そして「情報を詰め込みすぎないこと」です。

そのために、「1つのボードには1シーズンの情報のみ」を載せるなど、スッキリと見やすいボードにするのがおすすめです。

季節
リスク・融雪剤に含まれる塩化ナトリウムなどが車のボディーに付着
・錆びやすくなる
・金属部品の劣化で足回りの部品が欠落、穴が空く可能性も
・酸性雨も塗膜を侵すと言われている
損害事故の可能性
高額な修理費用が必要
中古車で売るときに高く売れない
冬の洗車リスク画像

次では、これを踏まえて実際の作成手順をご説明します。

効果的な洗車メニューボードの作り方の4STEP

Step1 気になるワードを入れる

◆ タイトル

「洗車しないとこんなことに」
「洗車をサボるとこんなことに」

などお客様の気になるワードを入れる。

春の洗車リスク画像step1

Step2 シンプルな表現を

◆ リスク

「洗車をしないとどうなってしまうのか?」

できるだけ分かりやすくシンプルな表現で書く。

(例)春先の場合
・花粉や黄砂でキズがつく!
・落ちないシミに!

春の洗車リスク画像step2

Step3 写真で伝える

◆ 写真で視覚的に訴える

実際に破損したりシミになっている写真を載せる。

(例)春先の場合
・花粉や黄砂でキズついた写真
・シミになった写真

春の洗車リスク画像step3

Step4 季節ごとにボードを変える

いつもおなじボードを出していると、お客様にとっては店内の風景化してしまって訴求力が弱まる。

そこで季節ごとにボードの内容を変える。
その季節ならではの内容にすることで、より「あ、いまやらなきゃ」と思いやすい効果も。

春の洗車リスク画像
【春先のサンプル】
【梅雨のサンプル】
冬の洗車リスク画像
【冬のサンプル】

とはいえこの「チラッと見ただけで伝わるデザイン」「シンプルで分かりやすいデザイン」を季節ごとに作成するのは手間がかかります。

この点、プライスボードのデザイン&印刷ツールのエアプラなら、「何千社もの経験から考案した」季節に合わせたメニューボードの「売り上げアップにつながる」テンプレートを複数ご用意しています。

自社でダウンロード/プリントアウトしてすぐに使えるだけでなく、自社用に内容をカスタマイズもカンタンにできます。

洗車メニューボードデザイン

洗車メニューボードのデザインはこちらをご覧ください。

まとめ

ここまでの内容をまとめます。

・お客様が洗車しない理由は「次でいいか」と思ってしまうから
・「早い」「安い」だけでは弱い
・季節ごとの「いま洗車するべき理由」を伝えるのがおすすめ

エンジンやタイヤのことなら「危ないから」と考えてすぐに対応するお客様も、「洗車」となるとついつい後回しにしてしまうもの。緊急性を感じていないところに「安いから」「早いから」と言ったところでなかなか重い腰はあがりません。

一方、「洗車をしないことによる損害」を伝えて洗車してもらうことは、洗車サービスの売り上げをアップさせるだけでなくお客様の走行時の安全を守ることにもつながります。

エアプラではダウンロード/プリントアウトするだけで、すぐに使えるテンプレートもご用意しています。メニューボードの近くや、給油場からも見える場所に設置することで洗車を促すことが期待できます。

「次でいいか」ではなく「今日やっていくか」と思わせる施策で、洗車の売上アップを狙ってみてはいかがでしょうか?

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